大失敗の真相

こんな題名を書くと大袈裟であるが、帰国するまでは
余裕が無く書くことが出来なかった真相を書きたい。

帰りの予定は9月23日1時29分フェアバンクス発 シアトル行き
      9月23日6時40分シアトル発    ロサンゼルス行き
      9月23日12時40分ロサンゼルス発  成田行きに乗る予定であった。

私のしてしまった勘違いは最初のフェアバンクス発シアトル行きの便を
9月23日の夜の便だと勘違いしていたのである。9月23日の1時29分発なので
9月22日の深夜の便に乗らなければ行けなかったのである。1日勘違いしていたのだ。

9月23日の朝に目が覚めてよくよく考えて「あれおかしいぞ。」と思い
友人に確認してもらうと、「とりあえず空港に行こう。」ということで
空港に向かいカウンターのお姉さんに確認すると「This flight is last night」
とはっきり言われ、その時自分は自分の犯したとんでもない大失敗に気付いたのである。
その後カウンターのお姉さんは「ここはアラスカ航空なのでチケットを発券したアメリカン航空
電話してくれ。」と言うのだが、友人も交渉できないとのことで、カウンターの
お姉さんに電話してもらった。アメリカン航空の担当者も「many problems」と言っていたようで最悪の場合、
チケットを再び買わないといけないということも考えられた。
最悪チケットを買うことになれば今回の旅費は倍に膨らんだことであろう。
しかし、変更可能なチケットを買っていたことと、ロサンゼルスー成田便が
まだ飛んでいなかったことから2万の変更代で済んだ。朝に気がついたということは不幸中の幸いだったの
かもしれない。これが24時間気付かずに24日の夜に空港に来ていたことを考えると恐ろしい。
今でこそ笑い話で済むがその時のことを思い出すだけで顔が青ざめそうになる。
日本では深夜に飛行機を飛ばすことはないが、海外では結構あるみたいだし、
当たり前のように飛行機も30分から1時間は遅れる。
なので、移動や乗り継ぎの際には時間に余裕を持ったほうが良い。
そのことに改めて気付かされた旅であった。

最後まで読んでくださった親愛なる読者の皆様どうもありがとう。
今後は二度と同じミスをしないように気をつけます。

22日の夜にフェアバンクスからシアトルに発つ飛行機をオーロラが見えるのを
待ちながら「明日あの便に乗るんだなぁ」と口を空けて見ていた自分を思い出すと
あまりのアホさにあきれてしまう。