シロフクロウ

NHKの番組でシロフクロウの子育ての番組を放送していた。
舞台はアラスカのバローというアメリカ最北の街である。
森林限界を超えたこの地は名前の通り木が育たないので
辺り一面平野でシロフクロウも小高い丘に巣を作る。
なのでそれだけ敵にも見つかりやすく巣立ちを迎えて成鳥に
なれるのもごく僅かだそうだ。
今年は6つの巣を見つけたが最終的に成鳥になったのは
1羽もいなかったと放送の中で紹介していた。
これは餌となるレミングの数が深く関係しているようだ。

アラスカの友人も調査でバローを訪れることがあるようで、
シロフクロウを見るためにツンドラを走りまくっていると
聞いた。巣の周りに落ちていたシロフクロウの羽も見せてもらった。
今日テレビでみたシロフクロウの中に友人がバローで見た
シロフクロウもいたのかもしれない。