ぴんぽんぱん

ぴんぽんぱん ふたり話

旋風の用心棒さんからのコメントもあったので最近読んだ本を紹介する。
この前紹介した美輪明宏の「愛の話　幸福の話」を読み終えてから、
同じ棚にあった本だがこの本は美輪明宏と瀬戸内寂聴の対談集だ。
二人の共通の友人三島由紀夫や川端康成のことを振り返っていたり、
スピリチュアルな内容も書かれている。

注釈がとてもたくさんあって歴史上の人物から最近の作家まで幅広く
網羅されており注釈を読むだけでもとても勉強になり、
二人の知識の深さに驚かされた。

この本で初めて知ったのだが、瀬戸内静聴は岩手県の天台寺の住職らしい。
それまでは東京や京都のお寺の住職だとばっかり思っていた。

ぴんぽんぱんとは品位の「品（ぴん）」根本の「本（ぽん）」
模範の「範（ぱん）」という意味だそうだ。