流氷


網走から小清水方面に向かって運転していると流氷が見えた。
大海原を埋め尽くすほどの流氷では無かったものの、
中にはかなり大きな流氷もあり、思っていた以上に感動した。
この流氷が海一面を覆い尽くした景色はさぞ綺麗なことだろう。
今日見れた流氷は座礁した流氷とでも言えばいいのだろうか?
接岸してしまい身動きがとれなくなった流氷である。
調子に乗って流氷の上を歩いていると、流氷と流氷の間に雪が積もっていたようで
その間を踏んだときに落ちてしまい左足の足首から下が濡れた。
まぁ、足首が濡れた程度で済めば笑い話で済んだものの、
もっと大きな隙間であれば体ごと落ちていたかもしれない。
波止場にはシャーベット状の流氷も漂っていた。

このシャーベット状の流氷が水温や気温の低下により
氷となり氷と氷が固まりあって大きな流氷となる。
流氷と流氷がぶつかり合う音を流氷の泣き声と言うらしい。
今度はその泣き声も聞いてみたいものである。