ラブソングができるまで

久し振りに映画を見た。
ここのところ週末に北見に家にいなかったことが多かったので
映画から足が遠のいていた。
80年代にヒットしたバンドの男性ボーカルが今もヒットした頃の
音楽から逃れることが出来ず、今も過去のヒット曲を営業先で
歌うことで生計を立てる冴えない男性歌手がひょんなことから
天性の才能を持つ女性作詞家と出会い、ブリトニーやアギレラをも越えるという
スーパーアイドルに楽曲を提供し、復活を遂げるという物語である。
テンポが小気味良く、二人で曲を創り上げていくシーンの掛け合いも良かったと思う。
失敗を恐れずに、過去からの脱却を図り、ファンに媚びることなく
ヒットする曲ではなく、良い曲を創れたことが成功の理由だと思った。
「良いこともあれば悪いこともある」と思いながら、
完全に気持ちを切り替えることの難しさを感じる今日この頃であった。