ユトリロ

ユトリロ展が旭川美術館で開催されていた。
明日までの開催ということで駐車場が混んで入れないほどであった。
ユトリロという名前を知ってはいたのだが、絵はこれまで見たことがなかった。
「白の時代」「色彩の時代」と大きく絵の変化がある。
「白の時代」のほうが絵画としても価格は高いそうだ。
「白」といってもその白はどこか薄暗い感じがして、
心の内面を現しているように思えた。ユトリロにとって絵を描くという
行為は酒を飲むためのお金をかせぐための手段という
意味合いが一番大きかったようだ。
80点というボリュームとしてはかなり多い展覧会であったが、
日頃使わない右脳をビリビリ使ったように思う。