ベイジン
ハゲタカを書いた真山仁の小説である。
今日、読み終えたのだが中国で世界最大級の核電(原発)
を北京オリンピックの開会式に合わせて稼動させるのだが、
政治の利権や権力等に翻弄され、稼動後まもなくずさんな工事や
職員の規律の乱れが原因で制御不能に陥ってしまう。
福島第一原発も地震直後は同様の状況だったのかもしれないと
思いながら読んでいた。
作者も自分の書いた小説が実際に日本の原発で同様の
事態が起こるなんてきっと思っていなかっただろうなぁ。
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