The有頂天ホテル

公開初日に見に行った。
8時以降のレイトショーを見に行った。余裕を持って1時間前にチケットを
買ったのだが、いつも行く映画館は席の指定が出来ないし、これまでに
並ぶほど混むことはなかったのだが、今回はチケットを買って入り口を見ると
早くも30人ぐらい並んでいた。先に食事をしてから入ろうと思っていたのに
あの並んでいる人数を見て食事に行くのをあきらめて並ぶことにした。
開館になり、ゾロゾロ歩いて恐る恐る客席を見ると、一番大きいところだった
こともあったのか、そこそこの席に座れて一安心であった。

さて映画の感想であるが、喜劇らしく随所に笑いの要素が散りばめられており、
そのシーンは会場に笑い声が響いていた。
赤の他人がホテルという舞台で出会い、
初めの間は全く無関係だと思われていた役者達が最後には
密接に絡み合っている内容はお見事の一言である。
三谷幸喜は遅筆家で有名らしいが、あれほど複雑なストーリーをつじつまを
合わせて書き上げるのだから書き終えるまでに
時間がかかるのは仕方ないかもしれない。
台詞のテンポも小気味良いので、
脚本の量も通常よりも多いのではないだろうか?

最後の場面で某タレントが歌を歌っているのだが、
思いのほか上手だったことにも驚いた。

窓を開けて空を見ると月がでていたので撮った。
模様が綺麗だ。