フラガール

近くのシネコンで期間限定で昨日から2週間公開されるので見に行った。
フラガール」=「フラダンスをする女性」なのだが
フラガール」=「フラフープをする女性」と思っていて
「フラフープをする女性がどうして映画になるのだろう?」なんて思っていた。
福島県のいわきにある炭鉱街が舞台で炭鉱の縮小に伴う、雇用対策として
炭鉱の副産物である温泉を利用して「ハワイアンセンター」を建設するという
実際にあった話である。
ハワイアンセンターのダンサーに応募した炭鉱街の女性とダンサーの指導をする
東京の有名な劇場の元トップスターとの交流を中心に描かれている。
フラダンスといえばゆったりとした踊りをイメージするが、
映画の中ではクラシックバレエに近いようなかなり激しいダンスも踊っていた。
先生役の松雪泰子と弟子の蒼井優のダンスがそっくりであった。
優れた芸術には感動させる力がある。あのダンスを直接見たとしたら鳥肌が立つほど
感動していたことだろう。
フラダンスの踊りにはそれぞれの仕草に意味があり、
手話のように踊りで自分の感情を表現するらしい。
映画の中でも、蒼井優松雪泰子にフラダンスで気持ちを伝えるシーンがあった
炭鉱での仕事は常に命の危険との隣合わせであったこともこの映画を通じて知ることが出来た。
ジェイク シマブクロのウクレレも綺麗なメロディであった。