ボラスとレッドソックスの攻防

松坂とレッドソックスの交渉期限が目前に迫っているが、
各報道によると、両者の主張は平行線をたどり、合意には至っていないようだ。
「最悪の場合、今回の大リーグ挑戦はあきらめ、日本に戻るかもしれない」と
ボラスは会見でも話していた。
この報道で感じたことは、松坂が本当にボラスの主張する年棒を希望しているのだろうか？
ということである。もし、本当にそうなら自分の希望していた年棒と開きがあるので、
この年棒では移籍出来ないということであれば納得できるが、
年棒にこだわっているのはボラスのような気がしてならない。
松坂は出来るだけ若い間に、プロ野球選手として脂ののっている時期にメジャーで投げたいと
思っているのではないのだろうか？
今のレッドソックスの提示額は今年の松坂の年棒を大きく上回っているわけだし、
メジャーで投げていく中で結果を残し、今回提示された額以上の高い年棒をもらえばいいのではないだろうか？
「最終的に決めるのは松坂だ。」とボラスも言っているので、
松坂とレッドソックスがお互いに納得する形で決着がつけばいいと思う。
個人的には一日でも早く松坂がメジャーのバッターを手玉にとる姿を見たいと思っている。