武士の一分

昨日に続いて今日も映画を見た。
木村拓哉が主演で話題の映画、武士の一分である。
この役作りのために体重を落としたのではないか?と思うほど
頬がこけていたような気がする。
視力は失ったものの、目で演じていると思われるシーンがあり、
木村拓哉の役者としての実力が溢れていた映画であるように思う。
今の時代なら「そんなことで死んだり、何で圧倒的不利な決闘に挑むの?」
と疑問を感じるようなこともあるが、それも「一分」ということなのだろう。
決闘のシーンも鬼気迫るものがあり、思わず両手に力が入ってしまった。
守るべき「一分」と夫婦愛をテーマにした映画であった。
手作り感がヒシヒシと伝わる日本映画らしい映画であるように思う。